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魔法で空を飛んでるのを

海の中から見上げた

思うがままに翔ける姿が

眩しくて 少し目を細めた

 

普通というのがないのなら

特別なものだってない

僕らは違った生き物だ

形こそよく似ているけど

 

"今日より良い明日"を願っていたけれど

もうやめた 目に映る君を見てそう思えたから

 

もしも君のその魔法が消えて落下したとしても

この海で僕が受け止める

魔法使いじゃないけれど

 

君が何かを呟いて

波の音がかき消した

だけどいいんだ

全てを分かっていなくたって

 

"今日より良い明日"が迫ってきていても

ずっとここで今日を続けていたいと思った

 

もしも いま君のその魔法が消えて落下したとしても

この海で僕が受け止める

魔法使いじゃないけれど

僕はこの名前を脱いで 鳥のように海を飛べる

 

単純そうで複雑に入り組んでいるし

奥深そうで厚みはなかったんだ

閉まった 箱の中は見えない

 

もしも 君のその魔法が消えて落下したとしても

この海で僕が受け止める

魔法使いじゃないけれど

 

もしも君のその魔法が消えて落下したとしても

君はなにも変わらないよ

魔法使いじゃないけれど

君はその名前を脱いで

魚のように海を飛べる

魔法使いじゃないけれど
歌唱:くまきち
作詞・作曲・編曲:たいやき れう

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