くわばらくわばら

くわばらくわばら

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朝のすし詰め電車のドアが開き（くわばら くわばら）

わたしを突き飛ばした スーツの男（くわばら くわばら）

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数秒 稼ぐため我先へ

嫌な大人 なりたくない

（恥ずかしいね 恥ずかしいね）

「ラグビーなら他でやれ！ アァ」

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どうしようもない思考回路

救いようがない 仕方ない

あなただけの世界なら

それでいいが 違うよ（くわばら くわばら）

違うよ（くわばら くわばら）

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「もう！」

「もう！」

「やだ！」

「やだ！」

朝から不快にさせないでよね

 

くわばらくわばら

今日も悪いことが起こりませんように

 

くわばらくわばら（くわばらくわばら）

くわばらくわばら（くわばらくわばら）

くわばらくわばら（くわばらくわばら）

くわばらくわばら（くわばらくわばら）

くわばらくわばら

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いい子にいい子にしてなさい

そう言われたはずなのに

いつのまにか忘れてる 幼い心

忘れちゃだめだよ だめだよ

​

忘れ 消てしまった

優しさを取り戻すという

選択肢さえも消えてしまう

 

どうしようもない

どうしようもない

​

どうしようもない思考回路（どうしようもない）

救いようがない 仕方ない（救いようがない）

あなただけの世界なら（あなただけの世界なら）

それでいいが 違う（違う）

 

余裕のない その訳

とりあえずは 知り得ない

あなただけの世界なら

それでいいが 違う

​

もしも知り合いだらけの車両なら

大人しくしているはずなのに なのに

 

くわばらくわばら

くわばらくわばら