くまきち「ねえ、きみの好きなものはなに…？」

手さん　「はい、私は音楽に合わせて自由に踊ることが好きです。あなたの好きなものはなんですか？」

くまきち「ないよ…」

手さん　「あれ？あなたは音楽が好きでしたよね？」

くまきち「好きだと思っていたけど、きっと違ったんだ。僕は音楽家を知らないし音楽の知識も全然ない。だから…僕なんかが好きと言っちゃ…いけないんだ」

 

手さん　「好きという気持ちは人と比べるものではないよ。好きと言うために理由はなにもいりません。ちろん知識だっていりませんよ。好きだから好き、それだけでいいいんですよ。」

 

くまきち「そうかな？」

手さん　「はい。あなたの好きなものはなんですか？」

くまきち「…僕は………。音楽が好き！」

 

 

好きという気持ちは胸の奥に隠さないでいいんだ

好きだから好き！（好き）

それがすべて！（すべて）

自分に嘘はつかないでいいんだ

 

見渡せばいつでもみんなが見守ってくれている

 

くまきち「お花に毛虫 ちょうちょに太陽。この景色が好き！音楽が好き！」

 

好きなものを好きだと言うこと

こんな単純なことだったの？

心に従うことで気持ちがこんなに晴れ渡ることを

僕は知らなかった 知ることができたよ